- Home
- ショップ運営実態調査
- [子供服・子供用品販売ショップ] 決済方法
[子供服・子供用品販売ショップ] 決済方法
[ご注意] こちらの情報は当サイトオープン時の情報となります。2014年現在とはだいぶ違うことが容易に想像できますよね。各種カード決済も中小ショップで利用できるサービスも増えたため、カード決済OKのショップも増えていますしね。改めて調査を行いたいと思っております。
現在は昔と違ってオンラインショップの決済方法も増えてきました。昔でしたらオンラインショップのみの運営ではカード会社との契約も難しいものがありましたが、現在は 佐川急便の e-コレクトサービス や NP決済、ネットバンク など便利な支払い方法が増えてきました。支払方法が増えると、利用者の都合に合わせることができ、より便利で快適なショップになります。
こちらでは COCO-Ranking 登録ショップの決済方法について調査しました。こ調査対象は【キッズ・ベビーウェア部門】と【ショップオリジナル・手作り子供服部門】の2部門で、各ジャンルの中から100サイト(合計200サイト)を選びました。
【キッズ・ベビーウェア部門】 決済方法利用率 |
|
・銀行振込(各銀行・信用金庫等) | 89% |
・ゆうちょ銀行(ぱるる送金) | 74% |
・佐川急便e-コレクト(現金・カード) | 44% |
・郵便局代引き(定形外・ゆうパック) | 43% |
・振替口座(ゆうちょ銀行) | 38% |
・ジャパンネットバンク | 23% |
・楽天銀行 | 17% |
・NP後払いサービス | 8% |
・ヤマトコレクト(ペイメント含む) | 8% |
・ZEUS決済 | 3% |
・各種カード決済 | 3% |
単位:店舗 / 重複該当 有 ※キッズ・ベビーウェア部門に登録されている手作りショップ及びリサイクルがメインのショップは省いています |
トップの[銀行振込]は、昔からある最もポピュラーな支払い方法です。金融機関は各種ありますが、ネット専業銀 行以外は合算しましたので、さらに率が伸びました。ただ、銀行振込みでも全国に支店がある大手銀行を利用の場合と、地方の信用金庫などでは振込手数料も変 わってきますから、利用者の利便性を考えて複数用意するのも良いでしょうね。
銀行振込みの中で 新生銀行 での支払いが可能なショップも比較的多くありました。ゆうちょ銀行の支払方法も昔からのメジャーな決済手段です。日本中に郵便局はありますからね。
今回の調査で驚いたのは佐川急便の e-コレクト による決済を受け付けているショップが多いことです。 配送方法 についての結果を見ると分かりますが、佐川急便を利用して発送をしているショップの多さが e-コレクト の導入数にも繋がっているようです。
ネット専業銀行系では ジャパンネットバンク、イーバンク(現:楽天銀行) の2行が目立ちました。振り込み手数料の魅力、ヤフーなどのオークションでの決済手段の一つとしてポピュラーなことから、これからの決済手段として口座を 開くショップも増えそうです。(新生銀行も個人に人気がありますね)
NP後払い を取り入れているショップも最近では増えてきているようです。 各ショップとも複数の決済手段を用意してるところがほとんどで、支払方法が1つしかないショップは逆にほとんどありませんでした。
【ショップオリジナル・手作り部門】 決済方法利用率 |
|
・銀行振込(各銀行・信用金庫等) | 34% |
・ゆうちょ銀行(ぱるる送金) | 50% |
・佐川急便e-コレクト(現金・カード) | 5% |
・郵便局代引き(定形外・ゆうパック) | 35% |
・振替口座(ゆうちょ銀行) | 35% |
・ジャパンネットバンク | 12% |
・楽天銀行 | 4% |
・NP後払いサービス | 1% |
・ヤマトコレクト(ペイメント含む) | 4% |
・ZEUS決済 | ─ |
・各種カード決済 | ─ |
単位:店舗 / 重複該当 有 ※ショップオリジナル・手作り子供服部門に登録されている手作り雑貨系ショップは省いています |
【ショップオリジナル・手作り子供服部門】 は【キッズ・ベビーウェア部門】と比べ、決済手段が少ない のが特徴です。決済手段も 銀行振込 と ゆうちょ銀行(ぱるる送金) のみのショップも多数ありました。今回の調査ではNP後払いサービスなどの支払いが可能なショップは1ショップのみでした。
ショップ運営者の考え一つだと思いますが、これからも売上を伸ばしていきたいと目指しているのであれば、決済手段を増やすのも一つの方法です。現実 問題として、カード払いを希望されている利用者が多くなってきていますので(振り込みに行く時間がないなどの理由により)、カードによる決済やネットバン クによる決済の導入を検討した方が良いでしょう。
銀行振込の場合はショップの振込先によっては手数料も高くなってしまうかもしれません。商品代金以外の費用をなるべく少なくすることは、お客様にとっても大変喜ばしいことであります。
[子供服・子供用品販売ショップ] 決済方法 総 評
【キッズ・ベビーウェア部門】に登録してるショップはライバルとなるサイトが多くあるため、競争も激しいようです。商品価格の値下げには限界がありますので、それ以外の発送方法や決済手段で差をつけ、他サイトと差別化を図ろうとする結果が今回の結果のような気がします。
あるサイトの調査では、「カードまたは代引きがないサイトは、支払いが面倒だから購入を見送る・・・」と答えた利用者が多かったようです。また、複数の決済手段を用意しているサイトでは、銀行振込が最も利用されない決済手段と答えておりました。
希少な商品を扱っているショップなど、そのお店でしかなかなか手に入らない場合や他店と比べてダントツに安いお店でしたら、そのショップの限られた 決済方法でも購入にまで至るのだと思いますが、他店にもあるような商品や価格帯となると、逆に決済手段が少ないために、他店にお客様を取られてしまう可能 性も否定できません。
その点では、【ショップオリジナル・手作り子供服部門】はそのお店でしか買えない物ばかりですから、決済手段が少ないということが原因でお客様が離れてしまうということはあまりないのかもしれません。
2009年時点では、各ジャンルのショップとも決済方法が増えたように感じられます。ショッピングカートを借り、そのオプションとして複数の支払いに対応したサービスを提供する会社が増えたからなのでしょうね。